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今シーズンのF1GPが全て終了した。
昨日の最終戦ブラジルGPを見るにつけ、今シーズンを象徴するようなエキサイティングなレースで、最高の逆転劇で幕を閉じ、まあ面白いシーズンだったんだな、と思った。
昨年の王者アロンソと、驚異の新人ハミルトンを擁するマクラーレン。皇帝ミハエル・シューマッハに見出されたライコネンと、その皇帝と最後にタッグを組んでいたマッサを擁するフェラーリ。ドライバー同士の衝突(サーキット外での)やチーム内での確執の噂、スパイ疑惑によるポイント剥奪など、イメージの悪い出来事があったにはあった。けれど、思い返せばこの2チーム4人の戦いは別次元で、かつチャンプ争いが最終戦までもつれ込むほどの混戦であり、ここ数年では久しぶりにトップチームの戦いが面白かった。
終わってみれば、最終戦はハミルトンの意外なミスと、圧倒的な速さだったフェラーリ、特にライコネンは作戦も効を奏して、結果はそのライコネンの優勝、彼は晴れてチャンプとなったのだった。
僕がF1を見始めたのが、シューマッハとフェラーリの全盛期だったせいもあってか、特にフェラーリファンというわけではないのだけれど、とうもフェラーリ対マクラーレンという図式が「善対悪」に見えてしまう。今シーズンも、最終戦までもつれ込んだチャンプ争いに興奮しつつ、どこかでライコネンに勝ってほしいと思っていた。そして実際に彼がチャンプを決めたとき、僕はほっとしていた。
熱い熱いシーズンが終わった。アロンソはチーム内での確執もあってマクラーレンを離れるというのが有力な噂で、それによってたくさんのドライバーがスライド式に空いたシートを埋めていくようなストーブリーグが展開される。オフシーズンに入っても、目は離せなさそうだ。
不振にあえいだホンダは、来シーズンに期待したい。強いチームがホンダには似合っていると思う。
アロンソをオーバーテイクするという奇跡を起こして大興奮させてくれた佐藤琢磨は、来季もスーパーアグリに残るのだろう。彼にも早く強いチームに行って勝てるドライバーになってほしいけれど、残るのであれば、チームの大きな飛躍と、今年以上のエキサイティングなドライビングを期待しよう。
あっという間の1シーズンが終わり、表舞台はしばし休息。しかし最終戦の興奮から考えれば、自然と来シーズンにも期待してしまうというものだ。
さてライブが刻々と近づいている。今回は、ある意味実験であり、新しい顔をお見せできる機会であり、真価を問う場所であると思う。ライブは毎回重要だけれど、今回のライブもとても重要。ぜひ見届けてほしい。
11/5(月)@下北沢Daisy Bar
18:30/19:00 ¥2000
出演時間未定
ご予約、お待ちしています。詳細は追って連絡します。
太郎